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福島支援活動(9月19~20日)

9月19、20日の2日間で福島市、南相馬市に支援活動に行って参りました。
福島県に入ると、一面に広がる黄金色の稲が出迎えてくれました。実りの秋を体現するかのような雄大な景色は圧巻です。
 

 
さて、今回は8月にお伺いできなかったため、2か月ぶりの施術でした。みなさん思ったよりも温熱を心待ちにしていてくださり、ありがたく思いました。
 
1日目は南相馬市での活動です。
 
施術を受けた人数が一番多かった大町東復興公営住宅では、腰や足だけでなく腕に痛みを感じる人が多くいらっしゃいました。
 

温熱施術を受ける住民@大町東復興公営住宅
 
やはり、震災の影響で長年従事してきた畑仕事や田仕事ができずに体を動かす機会がなく足腰が弱ったり、むくみが深刻になっていたりする方が中心に来てくださいます。中には、震災の揺れで転び、その拍子に肘や膝を打って痛めてしまった方もいらっしゃり、日々の苦労や辛さをお話してくだいました。
 
2日目は福島市で活動スタート。
 
この日はいつもより少しだけ早く出発し、伊達郡桑折町にある醸芳小学校へ向かいました。桑折町はモモやリンゴが特産品の街で、同小は福島市から車で30分ほどのところにあります。
 

140年の歴史がある桑折町立小学校
 
こちらは、先月ウクライナの子どもたちを福島に招いた「子ども交流プログラム」で、ご協力いただいた学校です。前回のお礼と、チェフコが毎年実施しているクリスマスカード交換企画へのご参加をお願いに伺いました。クリスマスカード交換とは、福島・ウクライナ・ネパールの子どもたちが手作りしたカードを3カ国で交換する企画です。趣旨をお話したところ、快く引き受けてくださいました。さっそく今年から参加していただきます!
 

ウクライナの子どもたちがプレゼントした絵は学校に飾ってくださっていました
 
その後はいつも通り福島市内の3か所で温熱施術による支援活動を実施しました。
 
避難先から福島に帰ってこられたお母さんたちが中心に集まるコミュニティーセンター「みんなの家@ふくしま セカンド」では、やはり、小さいお子様をお持ちのお母さまが多いので、慢性的な肩こりや腰痛、脚のだるさに悩まされているケースが多いです。
今回は、ことし福島に帰ってきた方など新しく4人ほど温熱を受けに来てくださいました。皆さん「気持ちよかったです」「少し楽になりました」などと言ってくださいました。来月以降も引き続き足を運んでもらえたらうれしいです。
 

施術を受けるお母さん@みんなの家
 

子どもたちは遊びながら大人しく待ちます
 
また、こちらでも数人の方から震災直後の様子をお伺いすることができました。放射能の影響を心配して、縁もゆかりもなく身内もいない他県に母子だけで避難したときの心細さや、数年後に県内に戻るか戻らないかでご夫婦で大喧嘩をしたことなど、さまざまな悩みを今でも抱えていらっしゃる様子を目の当たりにしました。
以前職員の方から聞いた「表向きは明るく笑っているけれど、みんな心の中には人には言いにくい思いを抱えている」という言葉を思い出しました。
 
早いもので、ことしの福島訪問もあと3回となりました。最後までしっかり一人ひとりに向き合って、私たちにできる支援を続けていこうと思います。
 
《実施人数》
1日目 33人(牛越仮設住宅、大甕生涯学習センター、大町東復興公営住宅、西町復興公営住宅)
2日目 23人(みんなの家@ふくしまセカンド、花見山を守る会、レインボーハウス)
 
《番外編》
毎回宿泊させていただいている、「NPO花見山を守る会」さんのお誘いで、菜の花の種まきを体験させていただきました。
 

菜の花の種
 

みんなで一つずつバケツを手に取り、山を散歩しなら適当なところに蒔いていきます
 

すでに蒔かれていた種から芽が出ているものもありました。
 
越冬し、3月初旬~5月のゴールデンウィークごろが見ごろだということ。桜より一足早く春を告げる黄色い花ですが、開花期間も長く、山を彩る桜との共演が今から楽しみです。