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2019年第1回ネパール支援活動
(4月25日ー5月2日)【活動編】

 2015年4月25日に発生したネパール大地震から4年が経ちました。
 私たちの団体は2015年5月からネパールで支援活動を始め、現地取材・調査を含め団体としては通算12回目のネパール訪問になります。

 今回はチェフコスタッフ5人、ボランティア1人の計6人でネパールを訪れました。

 

 今年1回目の訪問先は、

首都カトマンズにある、里親プロジェクトで支援をしている以下2施設と

 

① ライジングロータス

 

② ラダクリシュナ コミュニティセンター

 

 2017年4月、2018年4月にも訪れた、ネパール大地震で大きな被害を受けたシンドゥパルチョーク郡のトゥンパカール村にある公立学校

③ コロドゥンデビ学校

 

以上3ヵ所です。

 

 主な活動は

●里親プロジェクトでの支援先2施設への寄付金贈呈

●温熱施術

●里親プロジェクトでの支援先2施設合同の体力テスト

●子どもたちへのレクリエーション

●支援物資の寄付

●取材

となっています。

 

 また、今回は昨年の4月に引き続き支援活動が始まる前に、温熱施術に興味を持った現地の方に研修を受けていただきました。早速今回セラピストの一員としてご協力いただきました。

 

   

研修の様子(左)
研修を修了した5名(右)

 

 

〈寄付金贈呈〉

 里親プロジェクトでの支援先2施設へ寄付金を贈呈しました。

① ラダクリシュナ コミュニティセンター・・・20万円

② ライジングロータス・・・30万円

 

   

(左)施設長のハリ氏に寄付金を手渡す(ライジングロータス)4/26
(右)代表のに寄付金を手渡す(ラダクリシュナ コミュニティセンター)4/28

 

 支援者の皆様のお陰で今年も各施設に寄付金を届けることができました。

 ご支援大変感謝いたします。

 

 

〈温熱施術〉

 養護施設2施設では、継続して訪問している場所ということもありリピーターの方にも施術をさせていただきました。シンドゥパルチョーク郡コロドゥンデビ学校では2日間活動を行いましたが、学校から離れた村からわざわざ歩いて来てくださった年配の方々や学校の生徒たちに施術を受けていただきました。短い施術時間にも関わらず遠くから施術を受けに来てくださり、最後には笑顔で「ダンネバード(ありがとう)」と言っていただきました。子どもたちも初めて施術を受けて「あったかい」と言いリラックスする子もいれば、くすぐったくて笑ってしまう子もいて前回の訪問より子どもたちとのふれ合いが多かったです。
 また、今回で3回目となりましたが、温熱施術を受けていただく方々に、今回は肩の痛みに対する簡単なエクササイズを載せたちらしをお配りしました。自分自身でも体のケアができるように今後もちらしで体操や運動、健康に関する情報を提供できたらと思います。

 

 施術人数は以下の通りです。

①ライジングロータス・・・59人

②ラダクリシュナ コミュニティセンター・・・80人

③コロドゥンデビ学校・・・126人(2日間の合計)

計265人

 

   

ライジングロータスにて 今回研修を受けたばかりの大学生(左)
ラダクリシュナ コミュニティセンターでの施術(右)    

 

コロドゥンデビ学校にて施術の様子

 

 

〈体力テスト〉

 2018年11月の支援活動では、里親プロジェクトでの支援先2施設で「身長」「体重」「握力」「長座体前屈」「立ち幅跳び」「上体起こし」「反復横跳び」を測定しました。
 今回は残りの種目である、「ボール投げ」「50m走」「20mシャトルラン」の測定を行いました。
 さらに今回は、2施設合同のテストということで、支援が始まって以来初めて2カ所の支援先の子どもたちが顔を合わせるという貴重な機会となりました。
 日本の実施方法を基に計画を立て準備を進めましたが、初めての試みということもあり苦労することも多かったです。ですが、現地の協力スタッフが積極的に協力してくださり、なんとか無事測定を終えることができました。
 特に20mシャトルランは説明も難しく、現地の方々の協力がなければ実施は不可能だったと思います。現地の方々には本当に感謝しています。
 32人の子どもたちは全ての種目を楽しんで取り組んでくれたと思います。20mシャトルランは非常に辛かったと思いますが精一杯最後まで諦めない姿勢を見せてくれました。
 前回の測定と合わせて全ての種目の測定を終えました。
総合評価は A:なし、B:なし、C:8%、D:28%、E:64% でした。
男女ともに「上体起こし(腹筋)」「反復横跳び(敏捷性)」「20mシャトルラン(持久力)」の記録があまり良くありませんでした。
比較的、男の子は「握力」「長座体前屈(柔軟性)」、女の子は「ボール投げ」「長座体前屈(柔軟性)」の記録は良かったと思います。
 ネパールの多くの学校では体育の授業が週に1度しか行われておらず、バレーボールやバドミントンなどを取り入れていますが体力を上げるようなトレーニングは実施されてないようです。実際持久力を測る「20mシャトルラン」では今回最高評価ポイントが5であり、女の子6人のみでした。
 カトマンズの首都に住む子どもたちだけの実施だったので、家から1時間ほどかけて学校に通うような子どもがいる地方の学校ではまた異なる結果がでるかもしれません。
 今後も引き続き体力テストを実施し、子どもたちの身体的な成長を追っていけたらと思います。

 

   

ボール投げの様子(左)
50m走の様子(右)

 

   

20mシャトルランの様子(左)
子どもたち同士で記録をつけている様子(右)

 

 

〈子どもたちへのレクリエーション〉

運動会

 里親プロジェクトでの支援先2施設合同の運動会を実施しました。
時間や体力の関係で予定していた種目を全て実施することはできませんでしたが、2施設の子どもたち同士が交流できる貴重なイベントになったと思います。
 まず最初に人間知恵の輪で中を深めてもらいました!なかなか円を作ることに苦戦したチームもありましたが、うまく円を作ったチームは満面の笑みで成功を喜んでいました。

 

   

人間知恵の輪

 

 大縄跳びは特に小さい子は跳ぶタイミングがなかなか難しかったようで最後までうまく跳ぶことはできませんでした。ですが、諦めずなんとかできるように何度も挑戦してくれました。その姿勢を見せてくれただけでとても嬉しかったです。上級生は練習を重ねるうちに徐々に上達していきました。さすがお姉さんお兄さん!

 

   

大縄跳び

 

 最後の競技はチーム対抗協力リレーです。
現地で手に入るものや安価な道具で種目を考えました。ボール運びやタイヤ転がしなど、2人で協力してタスキを繋げるリレーは最後の種目にふさわしい盛り上がりを見せてくれました。

 

リレーの様子

 正直運動会は道具や実施場所、説明などが難しいので実施は困難だと思っていましたが、スタッフ全員で協力し、また何より現地の協力スタッフの協力のおかげでなんとか子どもたちの笑顔をたくさん見ることができました。
うまくいかないことの方が多かったように思いますが、子どもたちの笑顔が私たちにとって最高のご褒美でした。たくさんの笑顔を見せてくれた子どもたちにも本当に感謝です!

 

   

みんなでランチ(左)
頑張った子どもたちにおかしのご褒美(右)

 

   

1位のチームにはおかしで作ったメダルの授与

 

 

ドッジボール

 コロドゥンデビ学校では、前回に引き続きドッジボールを行いました。
 前回参加してくれた生徒もいたので子どもたちはルールを覚えるのが早かったです。
前回と異なるところは学校の先生たちも参加してくれたことです。先生が参加したことで子どもたちの盛り上がりも前回より大きかったように思います。
子どもたちだけでなく、先生たちも興味を持って活動に参加してくれたことは非常に嬉しかったです。

 

   

ドッジボールの様子

 

   

スタッフも容赦なく狙われます!(左)
先生たちも参戦!楽しんでくれました!(右)

 

 

〈支援物資の寄付〉

 支援者の皆さまの寄付金により、現地の子どもたちに文房具やノートPCを渡すことができました。

ライジングロータス
 色鉛筆30セットとスケッチブック40冊をお渡しました。

 

   

 

ラダクリシュナ コミュニティセンター
 色鉛筆4セットとノートPC1台をお渡しました。

 

 

コロドゥンデビ学校
 CheFuKo鉛筆288本とノートPC1台をお渡ししました。

 

   

 

 

 次回のネパール支援活動は2019年11月を予定しています。

 

 

【取材編・番外編】につづく…