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ウクライナ

活動地の紹介

首都キエフから西に約130km離れたジトーミル州。ここが当団体の活動拠点です。
1986年にチェルノブイリ原発事故が起き、大量の放射性物質が風に乗ってこの地域に舞い降りました。
特に北部のナロディチ(チェルノブイリ原発から西に70km)は、内部被曝が問題になっている地域です。
それ以外にも強制移住や健康被害の問題が顕在化し、現在では失業※による貧困が拡大しています。

私たちは汚染地域からの避難者が多いジトーミル州の主な町や村で、原発事故避難者のコミュニティーや教育施設を中心に支援活動を行っています。

※法律によりこの地域では、工場や事務所が作ることができないことが大きな原因になっています。

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    ジトーミル市の風景
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    ナロディチ村に立ち並ぶ取り壊せない空き家

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ナロディチ幼稚園の子供たち

支援に至った経緯

東日本大震災、及び福島第一原発事故により現地の子供たちの生活が一変しました。
私達は福島で支援活動を行う中で、その現実を目の当たりにしました。

「福島の子供たちのために、有益な情報を得られないか?」
「原発事故の前例であるチェルノブイリの子供たちは、今どんな状況なのだろうか?」
そんな想いで2013年9月、最高顧問の浅井がウクライナへ調査に赴いたのがはじまりです。
以来毎年、現地調査と施設への支援、そして子供たちとの交流を行っています。
また、2014年6月には、チェルノブイリ原子力発電所内の視察も実施しました。

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    チェルノブイリ原発の外観
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    高線量を示すガイガーカウンター

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当団体の調査チーム

具体的な活動

①子供たちが利用する設備の補充支援
ウクライナは原発事故による強制移住や、失業を原因とする貧困が社会問題になっています。
その影響は教育施設や小児病院にも及び、設備や勉強道具の不足という事態が発生しています。
子供たちの学業に必要なものを少しでも補えるように、寄付金によるサポートを行っています。

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    寄付金で購入した施設の設備
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②子供たちとの文化・国際交流
同じく放射能の影響下にある福島の現状を伝える講義を実施したり、日本の伝統的な遊びで交流をしています。
また、私たちが支援する各国の子供たちとクリスマスカードを交換する企画も、ウクライナを起点に実施しています。
東日本大震災以降、ウクライナの子供たちは福島の子供たちをとても心配しています。
海外との接点が少ない子供たちに、海外の子どもたちと交流できるプログラムを作っています。

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    ウクライナの子供たちが
    作ってくれたクリスマスカード
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    日本の伝統的な遊び(折り紙)を体験

③温熱施術の提供
ウクライナではチェルノブイリ原発事故後、様々な病気で悩む方が増えています。
事故当時、原発で消火活動にあたった消防士の方々は、その最たる例です。
寒い土地柄外出の頻度が低いこと、飲酒の量が多いことなどの生活習慣も原因で、健康に支障をきたしています。
そのような方々に温熱療法を施しています。

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    原発事故の消火活動にあたった
    消防士への施術
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    ナロディチ幼稚園の先生方への施術