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CheFuKoの活動
「ウクライナ①」

緊急事態宣言により外出が制限される中ではありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。CheFuKoは在宅勤務を織り交ぜつつ、今できる活動を少しずつ進めている最中です!

さて、今までのブログではCheFuKoの活動地域や活動内容について説明する機会が少なかったので、こちらの新シリーズブログ『CheFuKoの活動』を通して改めてお伝えできればと思います!
今回、ご紹介する国は『ウクライナ』です。CheFuKo発足の原点は、東日本大震災の原発事故の問題です。そこで、同じ原発事故を経験した国として、ウクライナへの支援は立ち上げ当初から現在まで継続して行っています。

CheFuKoは、現地NGOの『チェルノブイリホステージ基金』と連携し、ウクライナへの支援金や物資の提供・温熱活動等の支援活動をしています。チェルノブイリホステージ基金は、チェルノブイリ原発事故被曝者及びその家族、汚染地域に住んでいる方々の健康状態の検査や観測、病院や療養所での治療等の支援事業を行う団体です。

 

写真左:当団体最高顧問の浅井とチェルノブイリホステージ基金代表のドンチェバさん 写真右:CheFuKoがコロナ禍で病院へ支援した物資の一部

チェルノブイリ原子力発電所の事故による被害は強制移住等を含め、数十万人以上と言われています。
事故の放射線被曝と癌や白血病との因果関係を直接的に証明する手段はないものの、統計では原発事故以降に急激に増加したと確認されており、約35年経った現在でも、後遺症や病気を患った方々や、その子ども・孫たちは被害に苦しんでいます。

(旧チェルノブイリ発電所のパノラマビュー(2013年6月) 左側からNSCの半分(リフト作業中)、4号機、3号機、2号機、1号機 写真引用:wikipedia)

CheFuKoのウクライナ支援の中に、福島×ウクライナ子ども交流プログラムというものがあります。なかなか海外に行けないウクライナの子どもたちを日本に招待して、現在の福島の状況や、異文化を学習してもらおうという企画です。ウクライナは内陸国のため、毎回、子どもたちは初めて見る海に大喜びします。交流プログラムの詳細については次回の『CheFuKoの活動-ウクライナ』でご紹介いたします。

交流プログラムに参加したナスティアさん(来日当時15歳)は絵を描くことが趣味で、家や学校でもよく描いていたそうです。
そんなナスティアさんが2019年の福島×ウクライナ交流プログラムで来日した際に、ウクライナからCheFuKoのオフィスにある絵を持ってきてくれました。

福島×ウクライナこども交流プログラムで来日したナスティアさん(右)

この絵の女性二人にはある共通のテーマがあります!何か分かりますか?この絵は、”原発事故が起きた時期に生まれた二人の女性”を表現しています。

上に描かれた8才の少女と建物(原子力発電所)は、東日本大震災から2019年で8年が経過したことを表し、下に描かれた34歳の女性と建物は、チェルノブイリ原発事故から2019年で34年が経ったことを表しています。

二人とも悲しい表情にも見えますがどこか逞しくも見えます、視線の先には何が見えているか気になりますね。絵の裏面には「子どもは苦しみを経験すべきではない」と書かれていました。ウクライナも福島も多くの年月が経過したにも関わらず、放射能汚染によって現在も尚多くの方々が苦しんでおり、描いてくれた彼女自身にも少なからず影響があったに違いありません。この絵には原発事故を風化させてはならないというメッセージを感じられますが、皆様にはどのように映ったでしょうか。
放射能事故の対応には途方もない時間が掛かると思いますが、一日でも早い事故の収束を祈るばかりです。そして、その将来を変えていけるのはこれを見てくださっている皆様を含む私たちです。CheFuKoはウクライナや福島が原発事故から立ち上がるお手伝いや、事故の現状、現地の方々の思いを伝え、協力の輪を少しでも広げていけるように今後も尽力してまいります。

ウクライナへの支援金や物資の提供・温熱活動等の支援を応援してくださる方は、CheFuKoトータルサポーター詳細ページをご覧ください。皆様の温かいご支援をお待ちしております。